長寿梅を剪定して「流れ」を決める

チョウジュバイ

先日葉刈りした長寿梅です↓

上の写真と下の写真を見ていただければ分かるかと思いますが、流れの強い枝が3本あります↓

流れが3方向に別れているので、パッと見て、樹形がスッと入ってこないのが問題点だと思っています。じゃあどの枝を、どこまで落とすの?ってところがオーナーの個性になってくるのですが、うちではこうしました↓ビフォーの写真も並べときますね。

ムズムズしてたのがスッキリ!しばらくこの姿で楽しませていただきます。

先日葉刈りした時には「植え替え時に根を洗って確認してから剪定する」とか書いてましたが、ものの数日で気分が変わり「これ、根を見るまでもないんじゃないか?」とハサミを取り出し実行しました。

話は変わりますが、

盆栽は、この「判断/決断」と「実行」を「自分でやる」ところに楽しさがあると考えています。この要素が、普段仕事で「判断/決断」を実行している社会の先輩方の趣味になれている部分なんじゃないか説ですね。仕事でそういう立場にいる人ほどハマりやすいんじゃないかと。

そして、この判断し続ける経験を積めば、今この結果が駄目だったとしても、後々の判断精度が上がるだけで何も失敗はありません。ただこの判断をやるかやらないかで悩んで何もしていなかったり、誰かに任せたり、よりはマシだという考え方ですね。盆栽ソリューション力。逆に盆栽で盆栽ソリューション力を身に付けて仕事で活かすというビジネス教育にもなるんじゃないか?と真面目に考えています。

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