はいナガミネです。
凡盆栽人さんに素材を送ることになった
Twitterでもお世話になっている
盆栽ブロガーの凡盆栽人さんに、
八房杜松の挿し木苗を送ることになりました。
その約束の苗がこちら↓
適当に挿したらほぼ全部着いた八房杜松です。
せっかくなので今日はこれの梱包方法を
紹介させていただこうかと思います。
私ナガミネは盆栽歴こそまだまだ浅いですが、
これまで、それなりの数の盆栽を開封してきました。
そして、それなりの数を梱包して送ってきました。
そのノウハウの一部です。
梱包方法
では早速ですが梱包開始!
保湿する
まずは保湿。
輸送中は1日から2日ほどになり、
その間は灌水できないので保湿が必要になります。
良く使われるのは水苔または新聞紙での保湿。
水苔または新聞紙で土表面を覆うのは、
「土が溢れでるのを防ぐ」という目的でもあったりします。
今回の鉢は、すでに水分を含んだ苔が
土表面をフタしてくれているので
水苔や新聞紙での保湿はせず
直接ビニールで包みました↓
ビニールで包むことで保湿効果を高めるのと同時に、
保湿剤(水苔や新聞紙)を抑えます。
1枚だと不安なので3重にして輪ゴムで止めています↓
注意点は、水を含ませすぎないこと。
この状態でも完全密封ではないので、
箱が逆さまになると水が溢れます。
なので、逆さまになっても溢れない
ギリギリの水分量にする必要があります。
ダンボール片に固定する
この鉢は「軽い」部類なので
一旦、小さいダンボール片に針金で固定します↓
裏はこんな感じ↓
植え替え時に、樹と鉢を固定するのと
同じ要領なので植え替え経験者なら
難なくできるかと。
ダンボールとダンボール片を固定する
これをダンボールにポンッと入れて↓
鉢底のダンボールと、梱包ダンボールをテープで固定します↓
今回は鉢が軽いので、これだけで大丈夫。
逆さまにしても落ちません。
ショック緩和剤を詰める
そして隙間をショック緩和剤(新聞紙等)で埋めます↓
この新聞紙は、
箱をひっくり返しても
新聞紙が落ちないくらいの密度まで敷き詰めます。
ここまでやればほぼ完了。
ダンボールを閉じて上面を明示する
あとはダンボールを閉じて↓
念の為、上方向がどこなのかを側面4面に明記↓
上面を示すシールを貼ってくれる業者もありますが、
配達員はそれに慣れきっているので
おそらく効果はありません。
なのであえての「手書き」。
効果のほどは分かりませんが
気持ちの問題ですね。
ダンボールに穴を開ける
盆栽は呼吸するので、
少しでも空気の循環ができるように
ダンボールに穴を開けます。
カッターなどで側面に2〜3センチの穴を
2箇所以上に開けるのが無難。
これ書いてて気づいたのですが、
今回、穴を開けるのを忘れていました。
ミス。反省。
12時間程度なので大丈夫だとは思いますが、
凡盆栽人さんスイマセン。
5、発送
これをそのまま発送して完了です。
以上が盆栽の梱包方法(一例)となります。
第4種郵便について
苗木なので郵便局の「第4種郵便」で送れば
「安く」送れるのですが、
第4種は結構「雑」に扱われるらしく
なおかつポスト投函(ポストに入れば)なので
個人的にはあまり使わないようにしています。
種など丈夫なものなら良いと思うんですけどね。
60サイズ以下の郵便についても同様に
配達員の扱いが多少「雑」になるとのこと。
なので小さい鉢でも
安全を考慮して60サイズで送るようにしています。
凡盆栽人さんについて
おそらく盆栽ぼっさの定期購読者は
にほんブログ村の存在も知ってると思います。
そのにほんブログ村で常に上位ランクされている
「Bon Bonsai」が凡盆栽人さんのブログ。
貴重な女性盆栽家で、見てると分かりますが
非常に文章量も多く、マメで、為になります。
一番はそのキャラ。
Twitterでも数多くコメントを残されて
いますが、同時に周りから良く弄られています。
その弄りを、彼女は、全て拾います。
どうコメントしても拾ってくれます。
その優しさは盆栽界のリベロです。
リベロBBJです。
そんな凡盆栽人さんのTwitterアカウントはこちら。
ついでに、私長嶺のTwitterアカウントはこちら。
全然関係ないですが
BONSAI BOSSAのYouTubeチャンネルはこちら。
はい、少しそれましたが
リベロBBJさんのマメな手入れを見ていると
こっちも手を抜いていられないなと
感化されモチベーション持続できる貴重な存在。
(↑これ、同じ思いをされている方少なくないはず)
今は盆栽歴3年目ですが、
あと5年、7年も経てば、
立派な盆栽がブログに並ぶことになります。
その時に「あぁ、この人ね、昔からブログ見てるよ!」
と言えるよう、
今から長い目でチェックしておくと
いいんじゃないかと思いますよ。