取り木とは

盆栽成長記録
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取り木とはなんぞや

取り木は盆栽を増やす手段の一つです。親木と繋がった状態で茎の途中から発根させ、そこで切り取ることで盆栽を増やすことができます。実生挿し木に比べて数多く増やすことはできないし時間もかかりますが、親木と繋がったままなので枯れることも少なく失敗する可能性が低く親木の性質もそのまま引き継がれます。

取り木の中にも種類がある

高取法 − 環状剥皮法(カンジョウハクヒホウ)

盆栽では一番メジャーな取り木の方法です。枝のうち、根を生やしたい位置の直下をぐるりと環状に皮を剝ぎ、そこに水苔を巻いて保湿し、さらにその上から黒いビニールを巻いて乾燥を防ぎます。そのまま数ヶ月〜半年放置し、発根したら親木から切り離します。よく言われるのが、環状剥皮時に「形成層を全て剥ぎ取ることが大事」ということです。形成層を残してしまうとうまく発根できないそうなのですが初心者からすると「形成層」ってどこだよって感じですよね。木の皮の下には薄く膜が張っているのでその部分を取り除いてくださいということです。分からなければ深めに剥皮し、枝が折れそうなら添え木で固定するなどして工夫しましょう。環状剥皮に近い方法で枝に対して斜め上に切り込みを入れ、そこに水苔を挟むだけという方法もあります。

高取法 − 針金結束法(ハリガネケッソクホウ)

枝の途中を針金で縛ることで上から降りてくる養分を塞き止め、結束した針金の上部を肥大化させてそこから発根させる方法です。針金結束時、または結束後肥大化したら、環状剥皮法と同様に針金を巻いた部分に水苔を巻いて保湿しさらにその上から黒いビニールを巻いて発根を待ちます。環状剥皮法と組み合わせて、剥皮した部分に針金結束してから水苔を巻くこともあります。また、肥大化した部分を傷つけてその傷を水苔で覆い発根を待つ方法もあります。

圧条法

枝先を除く枝の一部を土に埋没させてそこから発根するのを待つ方法です。

盛土法

環状剥皮で水苔を巻くのではなく、剥皮した位置まで土を盛り上げて水苔を巻いているのと似た環境を作り上げる方法です。環状剥皮していなくても発根を促すことができます。

取り木のお供に「ルートン」

ルートンとは発根促進剤です。剥皮などで傷をつけたり切り込みを入れた箇所(発根が予想される箇所)に直接または水を含ませた状態で塗布することで発根を促進させます。

↓中身はこんな感じです。小さいですが個人レベルだと1回の使用量がたいしたことないのでこれ1つで何度も使えます。

 

 

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