八房五葉松と、キンコン西野イズムを盆栽に投下する話

ゴヨウマツ

宝来という品種の八房五葉松です↓

「五葉松の水は辛め」とか無視して

雑木と同じように潅水してますが、

今のところ全く問題ありません。

八房なので、葉の長さも気にしなくてOK。

むしろまだまだ幼いので

今は「元気育てる」事を重視して

葉の長さを気にしている場合じゃない!

って事で自由にしてもらっています。

アップで見るとこう↓

2018年の10月の姿がこう↓

芽数は増えてますね。

この時は葉も短い。

幹は・・・若干太ってますが

誤差のレベルですねw

ちなみに、

うちに来てから一度も

手入れしていません。

下から見上げるとこう↓

今年また枝数が増えれば

巨木感も増してくれるかな?

裏から見るとこう↓

苔との相性はいいですね。

上から見るとこう↓

フサフサ。

今年の芽数も豊富に用意されています↓

今年の芽が伸びればフサフサ感が倍増すると思うので、

これからもまだまだ放置です。

「葉」が増えれば、

蒸発する量が増えるので、

根も増える。

そうすると自然と代謝が上がり、

肥料の吸収率も上がる

ゆえに成長速度も上がるのかな?

と思っています。

なので、今は「葉の量」と「根の量」を

増やす事を目的に放置。

あ、でも植え替えしたいなー

んー、悩む。

水捌けの良い環境にしてあげたい気持ちもある。

「水捌けの悪い環境だけど根量を増やすために放置」

「根量を減らしてしまうけど水捌けの良い環境に移動」

どっちが良いんだろか。

やっぱ根量重視かな。

話は変わりますが、

「盆栽で稼ぐぞー!」的な事を度々言ってますが、稼ぐぞー!とか言ってるるだけのやつに魅力なんてないのは重々承知しています。日本人がそういう人種なのも分かります。

ただ、稼がないと超えられない壁ってものがあって、それを乗り越えるためにどうしても必要な物なので、綺麗事言ってる場合じゃない現状があります。

1番大きいのは「時間」ですね。

時間にも2つあって、1つは盆栽の樹齢。これは継続して時間をかければ手に入る物ですが、時間がかかりすぎるのが厳しいところ。今36で今年37になりますが、今から種を撒いて還暦まで育てたとしても樹齢24年23年にしかなりません。そこまで待ってられないと。

ただ、これは日本の盆栽歴が解決してくれることで、お金を出せば樹齢30年の盆栽が今すぐ買えます。過去の盆栽に関わった方々が育ててくれた物がお金を払えば手に入ると。盆栽文化の根付いた日本ってほんと最高ですね。だから稼ぎたいってのが1つ。

あともう1つは長嶺徹の時間です。これはお金では買えません。今ある限られた時間をいかに効率よく盆栽に割くかで変わって来るところですが、今はシステムエンジニアとして仕事をしているので、起きてるうちの大半をシステムエンジニアとして消費しています。残った時間をどんなに効率よく盆栽に使っていても、定年退職して朝から晩まで盆栽と戯れる愛好家や、盆栽を生業としている方々には勝てません。なので、システムエンジニアをやらなくても良いほど稼ぐ必要があるんですね。

理屈は分かっていただけるかと。これが2つ目。

そして話を派生すると、盆栽園をやるつもりはありません。それは、盆栽を売ってそれをお金にする商売をしてしまうと、売れる商品を用意する必要が出てくるからです。生活費を稼ぐためにやりたくない樹種に棚スペースを奪われるのは無駄じゃないですか。

あと、今まで開拓された盆栽文化を追っても先人を超えられないし、宝は埋まっていません。宝があるかどうかも分からない未開拓の道を切り開いて「あっちには宝がなかったから向こうに行こう」と右往左往する冒険の方が楽しいしやりがいがあります。決して既存の盆栽園、文化を否定しているわけではなく、今から盆栽の世界に名を残そうと思ったら先人の歩んだ道を歩いてては実現できないという事です。

なんとなく気付いた方もいるかもしれませんが、キングコング西野イズムです。西野さんにはお会いした事ないのでどんな方かは分かりませんが、考え方や行動は好きです(オンラインサロン入ってます)。その考え方、行動のエッセンスを抽出して、自分の出来ることと合わせて「盆栽」に投下していったら、新しい盆栽の楽しみ方ができると確信しています。

盆栽もジャンルはエンタメなので、突き詰めればいつか西野さんとぶつかる事があるかもしれませんね笑。

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