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盆栽の樹形にはどんな種類がある?

 樹形の種類

「直幹」とは

「直幹」とは「チョッカン(チョクカン)」と読み、真っ直ぐ縦に伸びてどっしりと構えた樹形です。枝のバランスやコケ順が見やすく粗が目立つため非常に難しい樹形です。

「斜幹」とは

「斜幹」とは「シャカン」と読み、斜めに伸びた樹形のことを言います。

 

「模様木」とは

模様木」とは「モヨウギ」と読み、右へ左へ、時には前後へ曲がっている樹形のことを言います。この曲のことを「いい曲(キョク)が付いているね」などと言ったりします。

「吹き流し」とは

「吹き流し」とは「フキナガシ」と読み、一方向からの強い風に吹かれて流れている形の樹形のことを言います。スネ夫の前髪のような樹形です。

「懸崖、半懸崖」とは、

「懸崖、半懸崖」とは「ケンガイ、ハンケンガイ」と読み、鉢よりも下方向に幹が垂れ下がり、鉢の下で葉が展開している樹形のことを言います。盆栽初心者でもこの樹形は馴染みがあるのではないでしょうか?

「双幹」とは

「双幹」とは「ソウカン」と読み、根元から2本に分かれている樹形のことを言います。3本なら三幹(サンカン)で、5本を超えると「株立ち(カブダチ)」と呼びます。2本より多い偶数の多幹樹形は好まれないため、株立ちで1本が枯れてしまうと偶数を避けるためにもう1本抜いてしまったり、新しい幹を接いだりします。1つの鉢に複数の植物が植えられただけで繋がっていない場合は「寄せ植え」となります。離れているが根が繋がっている樹形(倒木の枝それぞれが幹となり成長している様子)のことを「根連なり(ネツラナリ)」と呼びます。

「文人木」とは

文人木」とは「ブンジンギ」と読み、ひょろひょろっと細長い枝が伸びた先で葉を展開させる樹形のことを言います。単純だからこそバランスが難しく難易度の高い樹形です。

「箒立ち」とは

「箒立ち」とは「ホウキダチ」と読み、ホウキを逆さまにしたような樹形のことを言います。欅や清姫もみじでよく作られています。

「根上がり」とは

「根上がり」とは「ネアガリ」と読み、根が地上に露出した状態で固まりその上の幹を支えている様子が見える樹形のことを言います。

「石付き」とは

「石付き」とは「イシツキ」と読み、岩のくぼみに活着した木がさらにその下の地面を目指して根を伸ばし、まるで岩を抱いているかのような状態になっている樹形のことを言います。

その他樹形と呼んでいいのか分からないところでいえば「苔玉」や「苔盆栽」などがあります。上記に当てはまらない樹形は「変わり木(カワリギ)」と呼びます。基本的にどのような樹形に育てようが自由ですが自然を切り取るものを盆栽と呼ぶことに執着している方も多いためあまりに不自然な樹形は好まれない傾向にあります。ただ、盆栽界に注目を呼び次のステップに進めるのはこういう決まりごとを打破するか、今ある樹形の進化版を極める必要があるのではないかと思います。
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