トップジンMペーストって何者?
過去記事に幾度か登場している「トップジンMペースト」ってなんぞやと思われた方は1人や2人じゃないはず。少しずつまゆぼっさの持っている情報をお伝えします。トップジンMペーストは要は盆栽の「傷薬(塗り薬)」なんです。盆栽を育ていると樹形形成のために不要枝を落としたり、取り木のために枝を採取したりと、なんらかの理由で盆栽を剪定することが出てくると思います。その際、剪定跡(傷跡)にこれを塗っておくと①殺菌消毒してくれる上に、②病原菌の侵入を防ぎ、③枯れ込みを防止し、④切り口の治りを早めてくれるという超優れものなのです。さらに水分の蒸発や、逆に雨水の侵入も防げます。
箱を開けると、歯磨き粉のチューブを小さくしたような本体が出てきます↓。色はオレンジ色で剪定跡に塗布すると少し目立つという欠点はありますが、殺菌消毒を持つ癒合剤は少なく(トップジンMしかない?)、手を汚すことなく塗布できるトップジンMペーストはかなり優秀な部類じゃないでしょうか。人によっては木工用ボンドを使用するという方もいるらしいですね。昔は墨やロウを使っていたそうです。トップジンMペーストを姫りんごに使用した例はこちら
歯磨き粉と同じ要領で塗布できるので手を汚さずに作業することが可能です(これ意外に良いです)。剥がしやすさや塗りやすさの比較検証は別途行うつもりです。
参考までに箱の横画像を貼っておきますね↓
↓その反対側