八房?矮性?何それおいしいの?
盆栽用語に「八房」とか「矮性」とかたまに出てきますが、今までなーんとなくスルーしてきました。今回それの意味がわかったので記録に残しておこうかと思います。
まず「矮性」ですが「ワイセイ」と読みます。同じ樹種でも節間が短くて間伸びしづらく、よく分岐し、葉も小葉性で、樹高も高くならない性質になることを「矮化(ワイカ)」といい、その性質を矮性というそうです。へぇ。すごいですね、なんて小品盆栽、豆盆栽向きな性質なんでしょう。葉を小さく保つために特別に手を入れるわけではなく、元々そういう性であるということです。
で、「八房」は「ヤツブサ」と読み、黒松や、楓、もみじなどが矮化したものを八房というそうです。八房五葉松とか八房もみじとかよく見ますもんね。そういうことだったのか。へぇー、へぇー!ちゃんとお店で盆栽買うときは八房のものを意識しないとですね。店によってどこから八房と呼ぶかのレベルが違ったりもするのかな?
うちのもみじたちはどれも矮性じゃないですね。
たまに「八房獅子頭」とか見かけるけど、獅子頭って八房を付けなくても元々小葉性じゃないんですかね?矮性じゃないノーマル獅子頭があって、そこからさらに矮化してるから「八房獅子頭」ってこと?本当?使い方間違ってない?解釈が違うだけ?わかりません。「八房もみじの獅子頭」ならしっくりきますね。